相続やマンションへの住み替えをした方の中には、戸建て住宅の持ち家を所有している方も多く、空き家の状態で放置してしまっていることも現在では増加しています。そのまま放置をしておくと老朽化が進む問題や、固定資産税の支払いがあるので、余計な出費になることにデメリットを感じることも多い傾向にあります。このような持ち家は賃貸に出す方法があり、収益物件として運営できるので、家賃収入を長く得ることに成功します。ところが住宅の築年数やコンディションによる違いはありますが、賃貸に出す前にはリフォームを行う必要性があります。

フルリフォームをする必要性はありませんが、最低限さるべき内容は全室のクロスの張り替え、クッションフロアが汚れていれば同じように貼り替えをするも必用です。キッチンやバスルームに問題はない場合では掃除だけで済ませられますが、トイレに関しては全てを新品にリフォームした方が入居者を募るには良い条件になります。リフォーム料金が高くなると持ち家を賃貸に出しても費用回収まで長い年月が掛かる可能性があるので、汚れが目立つ部分や破損や故障を起こしている部分に限定をした方が無難です。例えば給湯器が10年以上経過している機種であれば、新品に交換をすること、キッチンの蛇口が古いタイプの場合は、レバー式の混合栓へと交換するだけでも綺麗に見せることができます。

戸建て住宅の場合、屋根からの雨漏りや外壁材の劣化などがあれば塗り替えで対応することが一般的ですが、問題が起きていない場合は塗り替えも張り替えも不要です。