2階建て木造の注文住宅を建てる際には、屋根ではなく屋上を完備する方法もあり、現在では人気の高い住宅として利用者が増えています。通常は屋根の上に上がるには、住宅の外壁側に階段が設置されていることが多いのですが、屋上の場合は2階の内側から内階段で簡単に上がれるようにする方法になり、地面には防水工事を完璧に行ってもらうことと、傾斜を付けて雨降りの日には排水口へと雨水が簡単に流れるように仕上げることが必要になります。屋上の場合はコンクリートの地面で作られることが多いのですが、注文住宅の場合は防水工事の完了後に、水捌けの良い樹脂製のタイルを敷き詰めたりタイルの上に人工芝を敷き詰める方法も使うことができます。屋上を作る意味は家族や友人が集まって飲食をする場所にすることができる他、小さなお子さんやペットの遊び場としての用途もあります。
お子さんやペットの場合は当然ながら落下しないようにフェンスでガードを作る必要性はありますが、このフェンスはプライバシーを守ることにも役立つのでメリットは豊富です。雨風に強い強化樹脂を原材料にしたテーブルや椅子を設置したり、コンパクトな物置小屋を置く場所としても使うことができます。土地面積が狭い住宅であれば屋上菜園を行うこともでき、趣味趣向によって使い方は無限に広がります。地域による違いはありますが水害が発生した際には避難場所として使う方法もあるので、注文住宅を建てるには検討してみることは推奨できます。