注文住宅を依頼するときの注意点

注文住宅は自分好みの住宅を建てられるということから人気を集めています。しかし、注文住宅を依頼する時には注意しなければいけないポイントがいくつかあります。まず第一に考えなければならないのが生活動線が確保できているかどうかです。生活動線は必ずしも見栄えの良さと一致しません。

いくら見栄えが良くても、動線が上手くいかないケースも十分に起こりえます。利便性を維持しながら見た目も良くすることが出来るようにそのレイアウトを考案し、専門家に相談することをお勧めします。注文住宅においては水回りに関する失敗が特に多く起こります。それゆえに水回りのレイアウトには一層気を配ることが大切です。

壁をタイルにすると新品のうちはキラキラしてきれいに見えますが、水汚れが溜まってくると細かい汚れが目に付きやすくなります。また、汚れを目立たないように濃い色を選ぶと今度はカルキが目立つというケースもあります。実際に使用した時にどんな見た目になるかは想像するしかないので、特に慎重に選ぶようにしましょう。いずれにしてもデザイン性だけでなく、機能性を重視することが大切です。

洗面所と脱衣所が同じ空間にある家も多いですが、どちらかを誰かが使用している時にもう片方は使用できないという問題も発生します。そのデメリットをどう感じるか、家族間で話し合っておくことも有効です。トイレと玄関の距離によっては音が外に漏れてしまうことがあるので、気を付けておきましょう。

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