熱交換器のスケール除去対策

高温の流体から熱を貰い低温の流体にその熱を移す役目の熱交換器はプラントの効率アップに欠かせない機器です。年間の運転時間も主機と同じで有り簡単に停止出来ない役目を持っています。熱交換器の泣き所は温度が低い低温部に堆積するダストやスケール対策が意外に難しい事です。高温域ではダストもガス状の為問題愛ありませんが、低温部ではガスの温度域が露点近くになる為スケール等が析出し始めるのです。

そのまま放置しておくと堆積して圧力損失が大きく成り送風機の問題でプラントが運転できなくなる可能性があるのです。低温部のスケール発等の発生はある意味熱交換器の宿命なのです。その除去の為に考えられた装置が蒸気を利用する煤吹き装置です。低温側にこの煤吹き装置を設置し状況を見ながら煤吹き装置が動かされスケール等を除去していきます。

次の問題はその除去の為に必要な圧力と使用する流体が出てきます。あまり圧力が強いと熱交換器の本体内部の部品を傷める恐れもあり、又反対に圧力が弱いと目的が達成できない事になります。流体としては一般に高温蒸気が使われています。高温で圧力の高い蒸気を吹き込み一気にスケール吹き飛ばします。

硬くて圧力損失の回復には効果が有りますが完全では有りません。プラントを完全に停止させて行う定期検査、修理を利用して大量の温水で洗い流す方法が最も効果があると言われて居り、最近ではこの工事を専門に行う工事業者も出てきました。

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