熱交換器の機能とメンテナンス

温泉や銭湯などの温浴施設の浴槽や洗い場などから流れ出た温水を利用し、その熱を再利用することによりエネルギーコストなどの削減につながります。熱交換器を利用することで、流れ出た温水を熱源とするために、加熱用の動力は頻繁に稼働することが少なくなり、燃料費を抑えることができます。廃湯熱の利用は温浴施設において、貯湯タンク内の湯の温度を一定時間保つことができ、浴槽内の湯の温度を安定させます。浴槽や洗い場などからあふれ出るお湯は、常に熱交換器内に回収されることで高い還元率を維持することができます。

温浴施設の中でも特に温泉施設において、エネルギー効率を助ける熱交換器ですが、使用する際には必ずスケール対策が必要になります。温泉成分にはスケールに変わる物質が多く含まれていて、配管内のあらゆるところに付着し、付着物が積み重なってゆき、完全に凝固してしまいます。凝固したスケールははがれにくく処理が難しいために、配管内の通路がふさがれていきます。配管内が詰まることで熱交換器の性能が徐々に落ちていき、熱還元率も悪くなります。

スケール対策の洗浄を定期的に行うことで、メンテナンスのコストも削減することが可能になります。スケールの蓄積を放置すると、原状復帰に時間と経費がかかり、営業の再開までに何日もかかることになります。定期的なメンテナンスと清掃は機器の寿命を延ばし、日常の業務を順調に行うことができます。熱交換器を安定稼働させるためには、日常点検の中に細かな清掃と手入れを咥えることが重要になります。

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