様々なろ過器についての解説

ろ過器とは、水などの液体に含まれる不純物を除去する装置です。

フィルターや吸着性のある物質中に液体を通すことで、液体中の不純物を除去します。用途別に様々な種類があり、ろ過する方法もそれぞれ部分的に異なります。もっとも初歩的なろ過器は、実験用ガラス器具に「ろ紙」を敷き、そこに水溶液を流し入れて沈殿物を除去するものです。透水性のある紙で水溶液中に析出した物質や溶け残った試薬などを濾し取ります。ペーパードリップ式のコーヒーフィルターも同じような仕組みです。浄水を得るためのろ過方式には、網目状のフィルターを用いるものと、特殊な膜を用いるものがあります。網目状のフィルターを通すものは、その網で不純物を濾し取って除去します。

特殊な膜を用いるものは、2ナノメートル以下の微細な穴の空いた膜である「逆浸透膜」に水を通過させて不純物を取り除きます。その際は膜に汚れが溜まっていってしまうことで流れが悪くなることを防止するために、膜上に横方向の水流も発生させて汚れを別途排出します。汚れを排出する分の水が必要になるため、逆浸透膜方式では全量の水をろ過することができません。

プールの水を浄化するろ過器は、浄化する水量が多いためにやや大型です。取水口から取り入れた水はまず集毛器に入り、髪の毛などの大きなゴミが取り除かれます。その後、水はろ過器に入ります。ろ過には砂や砂利を用いた方式や珪藻土を使用した方式、そしてカートリッジをセットする方式があります。ろ過器を通過した水はプールに送り出されます。送り出す前に薬剤などで殺菌処理が施される場合もあります。魚用の水槽などでは単純な不純物を濾し取るスポンジ状のフィルターが用いられます。

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